君と一緒に幸せを探して。
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ある時だった。


俺がまだ中一の時。お前と俺は運命的な出逢いをした。


あれは下校途中に起きた。


俺は車に引かれたんだ。


幸い軽傷の怪我ですんだが、あの時お前がいなかったらどうやって帰っていたか。


「だ、大丈夫??」


車に引かれて倒れている俺の元にお前は駆け寄ってきた。


さらさらした髪にすらっとした身長。


「うわっ。血が出てるよー。」


「あ、大丈夫だか・・..ら。」


「そんなこと言わないの。今手当てするから来て。」


「......」


俺は黙ったままお前の肩を借りて歩いた。俺は見っとも無いと想う。女子に肩を借りるなんて。




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