恋をはじめます。
ドッキドッキ・・・

「…平沢くっ…パン買ってきました…」

うっ…うまく呼吸ができなぃょぉ~!

「ありがと♪」

手紙、気づいてもらえるかな!?

「…ん?」

気づいたっ!?

「明日? いいぜ~帰ろ♪」

「へ?」

うそ…一緒に帰れるの!?

「へ?じゃなくて、帰りたいんでしょ?俺と」

ドッキーン!!

「はぃ…」

すでに私の顔はゆでダコ状態。

「そ♪じゃ帰ろーぜって」

「あ…はぃ!」

ホントにホントに夢じゃないよね!?

う…嬉しいっ!!!

「良かったね~! さくら♪」

「うん!!」


でも私はまだ知らなかったんだ。

平沢クンが本気であたしを遊んでいることに…。








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