私は先生のお嫁さん
「や、いいです!結構です…!」

「いや、そういうわけにはいかねぇ。
だって、千里。俺、言ったよな?


起きないと、襲うって。
それでも起きない千里が悪い。」

「や…そうかもだけど……いや、そうじゃない!
ダメ!嫌だ!せっかくの…デートだもん。

ねぇ……支度して、デート、しようよ…。」


私、千里はいざとなった時の女の武器とも言える上目使いとやらをしてみた。

いや…私がやっても全然可愛くないのは私だって十分わかってる。分かってるよ?
だけど…今は私に最大の危機(?)私の第六感が身の危険を感じているから…。

「………。」

南は私を見ながら固まっている。
そりゃあ…可愛くないし、そんなの全然効かない…むしろ、鳥肌立ってくるくらい変だけど……。

固まらなくても良くない!?

「み、南……?」

「お前それ本当に反則だから。可愛すぎだし。
つか、逆に可愛すぎて逆効果なんだけど。

……だけど、せっかくのデートだもんな。
仕方ない。今回は我慢するか。」

そう言うとゆっくりと私から離れていく南。
やっと体が自由になった。
ま、南の腕の中にいるのもまた安心するから好きなんだけどね。

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