私は先生のお嫁さん
「…で、どこ行く?」

「そうだなぁ―…。あ、そうだ!近くにドックパークっていういろんな犬がいる公園があるんだって!

私、そこ行きたい!」

ここからあまり、離れていなくていろんな種類の犬がいて、借りることも子犬販売もしている公園。

大好きな犬と触れ合えるなんて楽しそう!


「よし、じゃあそうしよう。」

「南は…いいの?
私が行きたい所で。」

私が勝手に決めちゃって南の行きたいところ、私…聞いていない。


「俺は、千里とならどこでもいいし。
千里が行きたいところに行きたいんだよ。」

南はそう言って頭を撫でてくれた。
優しく壊れ物を扱うかのように。

私は南の大きな手で頭を撫でてもらうのは昔から凄く好き。
そんな私って…まだまだ幼いってことなのかな。


「じゃあ、支度が出来たら行くから着替えろよ。
俺は一応母さんに伝えて心愛のこと頼んでくっから。」

「うん、分かった。」

私は南が部屋から出たのを確認するとすぐに着替えはじめた。

ミニスカートと短パンどっちがいいかなぁ?
どっちも可愛くて気に入ってんだよね…。
よし、上に着た服に似合う方を着よう!

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