私は先生のお嫁さん
「…さっき適当なボタン押しちまったから繋がってたかな?」

適当…まぁ、あながち間違いではない。
ムカつくけどアイツにも分からせてやるんだ。

千里は、俺のもんだって。

千里は俺に惚れてるんだって。

口で直接まだ言うわけにはいかないからな。

「南の馬鹿…!
もぉ、誰からだったのかな。急ぎだったらどうすんのよ…。」

急いで履歴チェックをしている千里。
申し訳ない、俺はそれ…誰なのか知ってまぁす(笑)

まぁ、教えないけど。
絶対コイツ阿呆だから墓穴掘っちまうだろうからな。

「……ッ///!」

お、気づいたみたい。
まぁ履歴見て気づかなかったら…本当の馬鹿だもんな。

だんだん真っ赤になる千里。

俺、こういう千里に意地悪して涙目になる千里が可愛くて仕方ない。

…やばいかな。

< 185 / 207 >

この作品をシェア

pagetop