恋叶
あれから優音と妃に優輝先輩との事を話した
そしたらー・・・。

「なにそれっラブなの?あの先輩ゎほのラブなの!?」
と興奮気味に言う優音。
「ふーん、で。ほのの気持ちゎどうなの?」
と冷静な妃。
「え・・・私の気持ち?」
「そう。ほのゎその先輩の事どう思ってんの?」
「ど、どうって・・・」
妃の真っすぐな目線に動揺がかくせない。
「・・・わかんないょ。こんな気持ち初めてで。」
「こんな気持ちって?」
「なんか・・・優輝先輩のこと考えると必要以上にドキドキして、胸が・・・苦しくなる。」
ほら、今だって先輩の事で頭いっぱい・・・。絶対私、病気だ。
「ほの・・それって・・・「それってほの、あの先輩の事が好きなんじゃないの?」
妃の言葉をさえぎって優音が言う。
「・・・・・え?」
「だからぁ、ほのゎあの先輩の事が好きなんだって!」
と得意げに優音が言う。
「そうだね、ほのゎ初恋がまだだから「好き」って気持ちに気付いてないんだよ。」
私が・・・優輝先輩の事を・・・好き?
「・・・・・」

カァッ

一瞬にして私の顔ゎ真っ赤になった。
「ほらぁ。やっぱ好きなんだぁ♡」
にんまりと笑う優音。
「そっそんなんじゃ・・・。」
「自分の気持ちに嘘つかなくてもいいんじゃない?」
落ち着いた声で話す妃。
「・・・・・ん。私、優輝先輩の事が・・・好き。なんだと思う。」
そっと二人を見ると二人とも口をそろえて・・・
「「応援するねっ」」って言ってくれた。

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