◆ 少年よ、大志を抱け!



…と、こういう風に、
転校初日は無事終わった。


ぶっちゃけて言うと
ここに来た時から、
無事じゃないような気も
しないでもないけど。



せめてもの救いは
ここがVIPルームだということ。


テレビやら何やら、結構充実している。
琴子も喜んでいた。



琴子がお茶を飲んだあと?
何もなかった。



寮長に寮の案内を受けて、
それから食堂で夕食を食べて、
記念したくはないが記念すべき第一日目は終了。



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