★危険な学校生活★

メールには
“俺の命令は絶対きくこと。
きかなかったら…この写真、クラスのヤツらに送るから。
誰かに言ってもダメだから。”
と書かれていた



教室に急いで入ると冴島くんと目があった…

ニヤッ。
冴島くんが笑っていた。

私はドアから動けなかった


和「おはよっ!
…どうした?
体調でも悪いのか?」


すぐに返事を返さなかった私をおかしいと思ってしまったみたいだ


由『あっ、おはよう!
眠くてさ、ぼーっとしてた…』

和「そう…。
本当に大丈夫か?」

由「大丈夫だから!」

今の自分の状況を自分自身でどうしようもない事に苛立ってしまい、つい口調が強くなってしまった


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