君の笑顔が









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「彰くん!ゆきちゃん!」


「悠人ママ?どうしたんですか?」


ゆきと彰は慌てて手を離した。

悠人の病室から早歩きで、
涙目でこちらに向かってきた。

「悠人がっ―…!悠人が…うぅ…」

泣き崩れる悠人ママ。



悠人?!悠人になにがあったん?!

嫌な汗が額を伝う。





「悠人ママ!なにがあったんですか?!」


ゆきは悠人ママの肩を掴んで叫んだ。











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