Fate a line
5章 変化
side亜里沙

「あんた、友達づきあい苦手なの?」

昨日からその言葉が頭から離れない。
確か…
高松隼人って朱音が言ってたような気がする。


見た瞬間に思った。
不思議なオーラをまとっていて、濁ったような瞳。


‘気になる’

そんなこと思ったこともなかった。
私の感情は偽りの感情でしかなかった。


「It came of the Arisa ? boiled rice.」
(亜里沙、ご飯で来たわよ)

「OK」
(はーい)
私のお父さんとお母さんはイタリア人。
でも、日本が気に入って移住してきた。
私も5歳までイタリアに住んでいたから英語は喋れる。
お父さんとお母さんは普段日本語を喋るけれど家では、英語で喋る。

「Arisa, good morning」
(亜里沙、おはよう。)
「Good morning. Father, mother」
(おはよう。お父さん、お母さん)

やさしい両親。
そんな両親にまで自分を偽ってる最低な私。
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