境界牲人格障害〜BPD〜

それから旦那は、ますます帰って来なくなった。


週末だけ子供に会いに来る。

別居してた頃と同じだ。



そんなある日、旦那から携帯に電話があった。

こちらが、はい、と言う前に、女がガンガンしゃべって来る。

「もしもし、久美?

今夜ね、ヤスくんが夕飯ご馳走してくれるって!

久美もおいでよ!」

「はぁ?」

「あッ!!プツ、プープー…」


どうやら、久美と言う友人に電話するのに、旦那の携帯のメモリから、間違えて、私の名前の久美子を押してしまったらしい。


私はすぐに旦那に電話した。

「てめぇの女の躾くらい、ちゃんとしておけよ!

本妻に間違い電話して来て、謝りもしないのか?

何が夕飯ご馳走するだよ、ウチだって毎月困ってるんだよ!」


「すまなかった」


旦那はそれだけ言うと電話を切った。


もう限界だ…。



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