☆2人の正反対王子様★1#
和哉 side
俺は、藤田和哉。
俺は中1で大きな別れをした。
大好きだった子と別れた。
幼なじみで離したくなくて
でも......
苦しい想いをさせちゃだめって別れを選んだ俺。
ずーっと悔やんでいた。
なんであの時手を離したんだろうって。
中1のあの日・・・・・。
俺が結衣に放った言葉を
今でも後悔している。
“お前みたいなヤツが、
一番嫌い”
なんてことを
言ったんだろうって思った。
まだ13歳で
待っててなんて言えなかった。
あの日、
結衣のそばを去りながら
泣いていたことを結衣は知らない。
『結衣・・・・結衣・・・。
大好きだよ。これからずっと
お前だけだよ?
離れたくない、離れたくない』
お前が別れを切り出したときに
涙を流しながら拒んでくれたの
嬉しかった。
あぁ、俺は愛されてるって
実感した。
それでも
これから別れを切り出すのに
罪悪感がすごかった。
でも離れたって
いつかまた会える。
結衣と俺が運命なら
また会えるはずだって。