イチオクノ星ノ中カラ


私は猛反対だった。


一人でも東京に残りたかった。


だがしかし、私一人になったところで、住む家のお金だって生活費だって…

何一つ自分でできることはなかった。




だから、別れを覚悟して北海道に来た。

北海道の4月はまだ肌寒く、雪もたまに降っていた。



東京では見られない光景にビックリすることばかりだった。
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