【完】先輩◆同級生《隣の席の不思議な王子》
キヨちゃんのお母さんは、その大きな灰色の目で私を上から下まで見る。



「ねえ、もしかして、あなたが『みー』ちゃん?」



「へっ…?あ、多分。はい。」



私が答えると、お母さんはキャーっと歓声をあげて抱き着いてきた。



「やーん!想像以上に可愛い!ふわふわしてるー!でも細っこいわね。」



「あの…んぐ。ぐるじいです。」



あまりにも強く抱き着かれるから、私は苦しくなる。



キヨちゃんの抱き着き癖は、どうやらお母さん譲りらしい。
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