あの頃にまた…
俺はどのゲームをやろうかと迷っていたら

カーレースのゲームのところにさっきの女の子がいた。俺は、

(あっ、天使の子だ!)と心の中で叫んだ。

その女の子はプロ並のハンドルさばきを見せつけられた。

ぼ~然と見つめる俺。
気がついた頃には、彼女は一位を取っていた。

寛鍛は目も口もまん丸となっていた。

そんな寛鍛の元にさっきの女の子二人がこっちに来た!

(どっ、どっ、どうしよ!?)

寛鍛はめちゃくちゃ焦った(-_-;

そんな寛鍛の気も知らずにこっちに向かって来る。

明らかに目線は俺を向いてる。

そして俺の前で立ち止まった。

「ねぇ、あなたさっきプリ勝手に覗いたよね?」

話しかけてきたのは天使の連れの子だった。

「うちは美香(みか)プリ勝手に覗いた変わりにちょっと付き合ってくんない?」
と言われる。

その隣で天使の子は、「いくら少しかっこいいからってやめなよ」

とささやいてるのが聞こえる。

美香「別にいいじゃん!光(ヒカリ)だって興味あるくせに!!」

(光?光って名前なんだ)
俺は天使にふさわしい名前だと実感した。
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