あの頃にまた…
光「お願い、メアド教えて?」と照れくさそうに少し目線をそらして言ってきた。

俺は急ぎのあまり早口で「いいよ!」と言った。
そして二人は携帯の赤外線でメアドを交換した。
俺は急いで「じゃあね!」と言って入口に向かった。

入口にはすでに五人揃っていた。

「遅~ぞ!」

「もう置いてこうかと思ったよ。」

「何してたんだよ?」
寛鍛は息を切らしながら「ごめん、カーレースにハマって時間忘れてた!」

この五人には光という女の子とメアドを交換した事を伏せていた。何故ならこいつらの性格からして、俺の事を冷やかすのはわかっているから。

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