deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係 ~わたしは生徒で、彼は先生で~
「瑠璃ちゃん、さっきから鳴りやまないんだけど・・・。」
店長が手に持ってる携帯。
店から支給されていたわたしの携帯。
仕事柄かこの店だけなのかけっこうこのお店の女の子たちは店に守られてる。
携帯も自分の携帯を使っての営業、お客様との接触は禁止されてる。
今の世の中、自分で自分の身は守らなければ、犯罪にすぐ巻き込まれてしまう。
店長から、携帯を受け取ると、着信を確認する。
着信は、わたしのお客様の社長で・・・。
いつものお食事のお誘いだろうってピンと来る。
「店長、どうしましょう。」
「そうだな。 オーナーからくれぐれも表の事はさせるな!!って言われてるしな。 どうしたものか?」
「すいません。わたしのせいで・・・。」
「イヤ、退職したという形で処理するか。瑠璃ちゃんは絶対店に出てきちゃいけないよ。」
「わかりました。」
頼りになる店長。
オーナーの先生が信頼するだけある。