歴史の星空に飛び込んで


またケラケラ笑ってる。


「頭下げたやろ今」

「なっ」


なんでわかったのー!?

赤面しながら扉やら色んなところに覗ける穴がないか探して見たけど無い。



「監察方しとるからか勘が冴えてんねん。あんたも冴えてる思たから今回も試してみたけど、斎藤さんと俺を試すようじゃまだまだあかんな」



た、


「試してたんですか」


本当に悪趣味なんだからこの人。


「……それにしても、私、逃げないから見張りなんていりませんよ」


むしろここにいたいのに。
まぁ話し相手がいて嬉しいけれど

皆さんだって忙しいだろうし、本当申し訳ないなと思う。





< 213 / 565 >

この作品をシェア

pagetop