歴史の星空に飛び込んで


「まぁ……確かに。」

「いややわ先生、このこに惚れたん?」

「え?いやぁ、幾松にはかなわんよ」

「先生大好き!」



あ、あの

ちょ



「いつの間にかやって来たんだね君は、名は?」


再び男の人の視線が向けられた、けど

ちょ

何なんですかって感じで正気になれない。



「何も話さへんねぇ」

「口がきけんのか?」

「こんなところにいるんやし、もしかしたら親に売られて傷ついてんのとちゃいますやろか?」

「なら……」





違いますよ

タイムスリップしたんですよ多分


なんて言えるわけなく男の人の言葉を待つ。






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