歴史の星空に飛び込んで


駄目だって言ったら……………。


沖田さんがそう言うなら私は多分ここに残るんじゃないかな。



「沖田さん……」



もう一度呼ぶ頃には沖田さんは目の前でしゃがみ込んでいた。



とっても困った表情を浮かべて
ちょっと首を傾げてるのがいつもの沖田さんって感じ。




「駄目だって言ったら菅野さんはここにいてくれますか?」



頷く、と沖田さんは困ったように笑った。




「……あはは、ずるいなぁ菅野さん。菅野さんは帰りたいんですか?」

「わかんないんです。

私、………」




未来と同じくらい沖田さんが好き。






< 361 / 565 >

この作品をシェア

pagetop