歴史の星空に飛び込んで
好きな人が切腹するなんてことになったら私は、私、は、
「……………悪いな、」
「ふえ」
目に本当の涙がうっすら滲み出した頃、土方さんが急に声をあげた。
なんで謝るの……?
「ちいとばかし俺を見てやっててくれねーか。何しでかすかわからねーから」
「……………つまり、おそばに居て欲しいってことですか」
「ば、馬鹿、そうとは言ってねぇ!」
たまらずクスッと笑うと土方さんは耳まで真っ赤にして書き物を再開した。
なるほどね、
本当、可愛いい人だな。
沖田さん、土方さんは任せといて下さい!