歴史の星空に飛び込んで


なんでこんな冷静なのか私は、とも思うけど、私だってギリギリだ。

プッツンて何かが切れてしまうのは、簡単なことかも。



ただ起こっていることに流されて押されて、今は普通なだけ。




「でも……」



どうしよう。この状況。


…………
……………………。



と、悩む私に、プッツンはすんなりとやってきた。

それは全て次の瞬間だ。



「飯ーっ!!腹減ったー!!」



――――――――――プッツン。

腹減った!?そういえば私もだよ!!

外から聞こえた男の声はお気楽過ぎて



「離せー!!私を解放しろおおおおお!!!!」







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