あなたの小説が 本になりますよ!
私は 大体のことが 読めてきている。

旦那は その”宇宙のカケラ”なる作品の 
作家とは面識は ないらしい、
当然だろう。
すぐそばにいる 秋目=ユキ  これさえ 気がついて
いなかったのだ。

旦那は 翌朝 無事 釈放された。

「なあ  ユキ  ちょっと  手伝ってくれないか。」

旦那の目に もう 迷いの カケラも なかった。


「諸悪の根源、、、そんなのは ぼくも わかんねえよ。
 でも、 これだけは 言える。  
   秋目の作品  あれは   売れるよ。」

旦那は 確か 俊さんに 騙されて  
 一夜だけといえども 牢獄に 甘んじた。

でも 俊さんに どういえば いいんだろう。

いや、 旦那の話し出した事は 意外な言葉だった。

意外というのは 
私が考えていた事と 同じだったということ、、、、、、、、、



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