サクラ咲ク
「だって悠希ちゃん、今日から私の娘だもの。壬生浪士組なんかやめて、ここで働いてもらうの!」
相変わらずにこにこと笑顔を浮かべながら言われた言葉を理解するのに時間がかかった。
つまり…つまり、私は…
「こいつを養女にするって訳!?」
麗君が叫んだ声が幾重にも反響した。
「そうよ?当たり前じゃない。」
「そんな勝手な!!俺、絶対嫌だよ!!!」
そんな会話をしてる二人をぼんやりと見つめる。
まるで私は部外者のように。
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