サクラ咲ク
「そうですか…なら最後にもう一つ質問です。」
首に当てられた小刀を掴んで首から離す。
手の平に痛みが広がって、赤い血が滴り落ちた。
動揺したようなお梅さんから離れて立ち上がり、そっと口を開く。
「お梅さんも、私のこと、疑ってますか?」
どくん、どくん、と手の平に脈があるかのように持ったように脈打つ。
お梅さんはジッと私を見つめた後、あの綺麗な笑顔でにっこり笑った。
「当たり前やろ?出会った時からずっと、疑ってるわ。」
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