†解離と私†
…― 18の夏 ―…

*解離の疑い?*

気づいたら知らない場所。


気づいたら知らない名前で呼ばれてた。

時には人が変わった様な私を見て、皆言った。


『二重人格』


私はその時の記憶が無かった。


そして嘘つき扱いをされた。


時に倒れることもあった。


病に侵されたか…―


だけど私は


みんなと同じで居たかった。


みんなと同じただの生徒で、先生から見てただの普通の生徒で…―


家族から見てあたしは子供で居たかったんだ。


自分の中にいるもう一人の自分に気づきながら…―


葛藤してた自分が居たんだ。


当時学校にはカウンセラーが居た。


私は自分の症状を言った。


細かく正確に話した。


そして病院を紹介された。


”精神科“…― 私が?


担当の医師はとても優しい先生だった。


私の話を聞いて医師はゆっくりと言った。


『解離性同一性障害の疑いがあります』



解離性同一性障害?


そして…―


それがのちに私の病名になった。


18の時だった。。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

『スキ』
深咲/著

総文字数/12,264

恋愛(その他)36ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop