ブラックホール〜俺様最強キング〜Ⅰ
あのまま親の喧嘩を聞きながら家にいるのが嫌だった。



どうせあたしがいなくなってても気づかないだろうし。



溜まり場につくとタクシーは精算しておりると侠也が外に立ってた。





「侠也」


「お前、持って行ってやるって言ってんのに、電話切ってんじゃねぇぞ」


「送ってもらったばかりなのに悪いから」





侠也から化粧ポーチを受け取り鞄にしまった。






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