ピュバティ ブルー
葵の父


5ヶ月前の三月初旬、東京駅。





先日中学の卒業式を終えたばかりの葵は、喜々として新幹線を降りた。



父には生まれて初めて会うのだ。



彼女は土産の笹団子を手に改札を抜けた。






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