発情ランデブー
そして今。

2人っきりの教室で、隣に仔犬のような純粋な表情をしてあたしを見ている彼がいる。
「〜〜っ…。」
反則じゃない?!そんな顔!自分の顔が耳まで熱くなったのがわかった。    ガタッ!
あたしは、椅子のあしに引っ掛かってしまった。
「わっ、大丈夫かよ?」

「エヘヘ…だいじょうび。」ふざけた様子で言うと、彼はニコッと微笑んだ。

あぶないあぶない…。
抱きしめちゃうとこだった………。(汗

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