ボスを継いだ少女
世界の成長は止まってしまった。




『神』が望んだ世界から人は成長をしなかった。









いいや、できなかったのかもしれない。









世界が滅びる前は何千年もかけて作った文化をわずか五十年で完成させてしまった。









歴史がなく、ただ作ってしまった。










数学でたとえるなら計算過程がなく答えだけができてしまったような状態である。




そんな世界で人々は暮らした。





人々は勉学よりも才能を重視するようになり、世界の成長よりも維持することを望んだ。




そのため、研究や開発分野では何の評価もされない状態となった。











初代総長はそんな世界に嫌気がさし、組織を作った。















それが『W』だ。
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