カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
おばさんは店の奥から一枚の写真を持って来てくれた。


「‥このとき由依ちゃんのお誕生パーティをやったの。」


写真には今よりも少し若い康介さんと、色白で華奢な茶髪の女の人が写っていた。


「‥由依さん‥。」


サトシくんも悲しそうな顔をしていた。


「‥もともとアメリカに行きたいって言い出したのは康介くんなの。」


「え?」


私は笑顔で写っている康介さんに視線を落とした。







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