カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
私はそんな美咲を見ていたら、何だかホッとして立ち上がった。


そして、サトシくんを見た。


‥って、さっき私達キスしなかった!?


私は思い出してボッと顔が赤くなった。


サトシくんもハッとしたのか、少し照れくさそうに頭をポリポリやっていた。


私‥サトシくんの言葉を信じてもいいの‥?


健司‥私はもう前に歩き出したよ。


私は健司達に置いてきぼりにされたオレンジ・ブロッサムを見つめた。
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