カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「康介さんにとって‥あんたは特別な存在だ。」


「でも俺はもう逃げない。」


「相手が尊敬する康介さんでも‥あんただけは譲らない。」


「‥俺の側にいて欲しい。」


サトシくんの温かい体温が、サトシくんの匂いが‥とても心地よかった。


「サトシくん‥。」


私は目を閉じた。
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