カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「桃香、おまえは隙が有りすぎる。」


サトシくんはそう言うと私をひょいっと持ち上げて”お姫様抱っこ“をした。


「きゃっ!サトシくん怖いよ!」


私はビックリしてサトシくんにしがみついた。


「俺以外の男に隙を見せるなよ?」


サトシくんは怖がる私を笑って、そのまま寝室に向かった。
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