恋涙~切ない恋物語~

第四章 -中2、姫都美side-

あれから数週間・・・。

始業式とクラス発表の日。

私ゎ重い足取りで学校に登校した。

「えー・・・と、私のクラスゎ・・・。」

<え・・・!?>

「あやとまこと・・・・・咲・・人。」

神様ってときどきすごく残酷な事をする。

クラスを一緒にして席まで隣にするとか・・・

ひどすぎるでしょ?

<もーあれから全然しゃべってないのにぃぃ>

でも

ちょっとだけ助かった・・・。

これがきっかけでしゃべれる・・・かも?

教室につくと・・・

<まだ咲人来てないんだ。>

ほっとしたような少し残念なような・・・。

するとー・・・

「姫都美ー」

ん?

「今年ゎ同じクラスだぜっ」

嬉しそうに瞬夜が話しかけてきた・・・。

「え??そうなの?ごめん、しらなかった。」

「ひでぇ~」

瞬夜ゎおおげさに傷ついたフリをする。

「ごめんごめんっ」

そう話しているとー・・・

「おはよーっ姫都美ぃ」

ギュっ

「ぅわっあや、ビックリしたぁ。おはよー」

「あ、瞬夜くんもおはよぉ♡」

「おす。元気イイな、柊木ゎ」

「えへへー」

可愛いなぁ。あやゎ

女の私でも惚れぼれしちゃうよ。

ふわふわの髪をふたつに縛ったツインテールがよく似合ってる。

いわゆる妹キャラ。

なんかほっとけないんだよねー。
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