恋涙~切ない恋物語~
私ゎ楽しそうに話す2人に気を利かせてその場から離れ、席に着いた

<もぅ付き合っちゃえばいいのに。>

そんなコトを思ってるとー・・・

「あ、あのっ」

「え?」

<私?>

私の目の前にゎ知らない男の子が立っていた。

<だ、誰だろう?>

「お、俺、去年隣のクラスだった佐藤裕登っていいますっ」

<佐藤裕登(さとう ゆうと)?どっかで聞いたことあるような?>

・・・・・。

「あっもしかして、バスケ部でイケメンの1年なのにレギュラー入りしちゃったあの裕登くん!?」

カァッ

「!?」

私がそう言うと裕登くんゎ顔を赤くして言った。

「い、イケメンじゃないょ。」

「えー?かっこいいと思うよ?」

「うそだぁ」

「ほんとだって~」

確かに、嘘でゎなかった。

サラサラの黒い髪に整った顔立ち、肌もキレイでなんて言うか「王子さま」みたいな感じで身長も高い方。女の子がほっとくわけがない。

「で?話って?」

「あ・・・えっと。」

「なにさぁ~。」

「あ、あのさ。」

「ん?」

「・・・きなんだけど・・・。」

「え?なにって?」

「好きなんだょ・・・成瀬さんのことが。」

<・・・・・え?>

「返事ゎいつでもいいから。じゃ。」

「・・・・・」

え?え?え?あのイケメン裕登くんが?私を?

そんなわけー・・・

カタンッ

不意に音のする方を見るとー・・・

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