王子と姫が出会いました。
それからやって来た王子君の誕生日。



連休最後の日はデートです!!



手を繋いで水族館!!



「なんだかあたしが来たかったとこになってしまいましたね…」

「楽しいけど?」


「よかった!!」



そう言った瞬間、サメの水槽前でチュッて…。



公共の場で…。



「あっ、つい…。ごめん…」



恥ずかしそうに照れる王子君にキュ~ンと心臓が痛くなった…。



王子君がカワイイ…。




手を繋ぎ直し、進路通りに進むけど会話がない。



どうやら反省してるみたいです…。



「王子君?」

「はい…」

「怒ってないですよ?もっと…したかった…です…」

「スゲー大胆なこと言ってるって気づいてる?」



うはっ!!



無意識にとんでもないことを口走ってしまいましたっ!!



究極に恥ずかしい…。



これってまさかの欲求不満でしょうか…。



「あたし…どうかしてますね…」

「よくわからん。あっ、クラゲスゲー!!」



王子君は我慢してないんですか?



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