王子と姫が出会いました。
蘭ちゃんと瑞紀君は頻繁にお泊りしてるからこんなモヤッとした気分にはなんないのかな…。



「浮かない顔してどうした?」

「えっ!?いえ…。あっ、瑞紀君と最後にシたのいつですか?」

「今日の朝。ってかどうしたの?姫からエロ話しって珍しい」

「今朝って!!」



やっぱり想像すると恥ずかしいし、ムラッとなんかしてない!!



王子君も手を出して来ないし…。



「姫はいつ?」

「いつ…でしょうね…。王子君がインフルエンザにかかる前で…静香さんといろいろある前で…」

「は…?」

「へっ?」

「3ヵ月くらい前ってこと…?」



そうなりますね…。



だってタイミングが合わなかったし…。



「熟年夫婦みたい」

「ひどいっ!!きっとそのうち…」

「姫、盛ってんの?」



盛ってる!?



あたしが!?



「王子君に触りたいとか思ってないですよ!?シたいとかも!!」

「思ってるんだね…」

「恥ずかしいからこの話しはやめましょう!!」



王子君に触りたいです…。



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