王子と姫が出会いました。
それから数日、一緒に来てほしいと言われた合格発表。



冬次さんも気になって仕事が手につかず、一緒に見に来た。



『1405』が受験番号…。



1329…1382…1390…1405…。



1405!!



「や、やったぁぁぁぁ!!あったよ王子君っ!!」

「あぁ~…ヤバい…超叫びてぇ…」

「キャァァァァ!!おめでと~!!」

「受かったぁぁぁ!!」



嬉しくて抱き着いた。



冬次さんは王子君の隣で涙ぐんでて。



王子君は本当に嬉しそうだった。



その足で卒業したばかりの学校に報告。



「ウソだろ…」

「なんか言うことあります?」

「頑張ったんだな…」

「スゲーだろ、俺、スゲーだろ」

「あ、あぁ…認めたくはないけどな。よくやった!!」



王子君をよく思ってなかった先生達も認めざるをえなかった。



自分はなにもしてないけどあたしまで嬉しい…。



これは学校の快挙だと、先生達はみんな喜んでくれた。



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