お嬢様は誰がお好き☆執事?暴走族?
「お嬢様がそう思われても、珠稀はあくまでも使用人として、瑠璃華様を守る為に一緒にいるんですよ。」



何かやだけど今は立場が悪い。




「分かりました。村井もう部屋に行っていい?」




「いえまだ話は終わっていません。あのバイクの男は誰なんですか?」




多分同じクラスの男子、袴田健太郎だと思うけど、




何で私をあの場所に連れていったのだろうか?




又貧血起こして倒れたし、みんなに迷惑かけているんだよね。




「瑠璃華様、今の僕の話聞いていましたか?」




「ごめんなさい。」




「明日から電車通は駄目です。村井が送迎いたします。瑠璃華様に何かあってからでは遅いのです。珠稀も分かりましたね。」




村井に逆らう事なんて出来ない。




「村井分かったけど、送迎は少し離れた所でお願いしてもいいかな?それと珠稀も一緒にお願いします。」



「分かりました瑠璃華様、もう部屋に行って構いませんよ。」




緊張し過ぎて冷や汗が出て来た。








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