あたしと彼と白いキャンバス
昼休みが終わり教室に戻ると、机に入れていたノートが豹変していた。

全ページに『死ね』とか『ブス』とか書かれている。



――だめだ、もう。



あたしは唇を噛み、スクールバッグを持って再び教室を出る。

午後の授業を受ける気にはならない。


「小早川さん、帰るの?」

「具合悪いのかなあ」

「バイバーイ」


あの3人組は馴れ馴れしく笑って、あたしに手を振りやがった。



最悪な気分だ。
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