あたしと彼と白いキャンバス
体当たりするように勢いよく、
先輩の肩を強く掴む。

篠宮先輩は後退りし、
よろめいて背中から倒れこんだ。


「チビちゃん!?」


背後から新太郎先輩の声が聞こえるけど、答える余裕はない。




「…あんた、何様なんだ」


力みすぎて喉が震える。

血管が切れそうだ。



「ふざけんな。ストレス解消に他人を傷つけてそんな楽しいか?」



上から圧し掛かかるあたしの瞳には、驚いて目を見開く先輩の姿が映る。

綺麗で醜い生き物の姿が。
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