一瞬でも伝えたい



『愛菜!おきなさい
始業式当日から遅刻するき?』


『えぇ?』

目の前にあるお母さんの顔。
ビックリした~てか…
眠いよ!!



時計を見ると…
え?


え゛ぇ!?

7・時…50…分


『ヤ・バい!!!!!!お母さんもっと早く起こしてよぉ!』


お母さんのバカー!!!

『お母さんのせいにしない!!
早くしなさい!!』


私の名前は、岩山 愛菜 (イワヤマアイナ)!!今日から、高校2年生です♪


って!!こんなノンキにしてる場合じゃないじゃん!


『行ってきます~!』
そう言って私は、
慌ただしく家を飛び出した。



走りながら回りの桜を見ると、もう春なんだな…と言う気持ちになった。














< 3 / 25 >

この作品をシェア

pagetop