一瞬でも伝えたい
『愛菜!おきなさい
始業式当日から遅刻するき?』
『えぇ?』
目の前にあるお母さんの顔。
ビックリした~てか…
眠いよ!!
時計を見ると…
え?
え゛ぇ!?
7・時…50…分
『ヤ・バい!!!!!!お母さんもっと早く起こしてよぉ!』
お母さんのバカー!!!
『お母さんのせいにしない!!
早くしなさい!!』
私の名前は、岩山 愛菜 (イワヤマアイナ)!!今日から、高校2年生です♪
って!!こんなノンキにしてる場合じゃないじゃん!
『行ってきます~!』
そう言って私は、
慌ただしく家を飛び出した。
走りながら回りの桜を見ると、もう春なんだな…と言う気持ちになった。