100万回の愛してる。
「今日もリストバンド付けてるやん。えらいえらい。」
笑顔で私の頭をガシガシなでる堀川。
…む。
何か、子供扱いされた。
「…ふんっ。頭触んな、変態教師。」
わざと、馬鹿にした言い方をしても
あいつはお構いなしに笑顔のまま。
…めちゃめちゃ負けた気分…。
「あ、そうや…。」
何か言いたげな顔の堀川が
私の手首を引っ張って、
教室に上がろうとする私を体育館裏に連れてきた。
「ちょっ…先生こんなん他の生徒とか先生に見つかったら変に思われんでっ?」
1年を担任に持つ堀川と私に、
本当は接点なんてないはずだから。