ある日モテ期がやってきた!!~愛されすぎてどうしよう~


ドキ ドキ ドキ....


心臓の音が、段々大きくなっていく。


私は、誰と一緒に居たい?
誰を想ってる?


私は、どうしたい……?


村雨くんや、犬飼くん、そして青山や小百合ちゃん……。

色々な人の想いが頭の中を巡って、苦しくて、ツラくて……。




「……わから、ないよ……」




私はまだ、何1つ決められていない。


「……ごめんなさい」


村雨くんから離れ、そのまま、逃げるように部屋を出る。






どうして私なの……?

私、いいところなんて何もないなのに、どうして……なんで、私なの……?


走って、走って、ただ走って……どれくらい来ただろう?

家とはまったく別の方向で馴染みもなく、帰る道もわからなくなってしまった。


……いっそこのまま、消えてしまえば楽になる?

そうすればもう、悩むこともない……。




呼吸を整えながら、トボトボと道を進んでいく。

そんな時、携帯がメール受信を知らせた。


【 ごめん。 今どこに居る? 】


私を心配している、村雨くんからのメール……。


それを見つめながら、近くにあった小さな公園に入ってベンチに座る。

誰も居ない公園は、世界から忘れ去られてしまったかのようにひっそりとたたずんでいる。

私もこの公園のように、世界から……みんなの記憶から、消えてしまいたい……。


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