絶えぬ想い、君に



でも俺が生きている限り、記憶はし続ける。



忘れたくない過去が過去になればなるほど、その過去は記憶から薄れていく。



時間が刻む限り、何も変わらない。



どうしたらいつまでも鮮明に取っておけるんだろう。



日記を書けばいい?



その過去のことを声に出してテープにでも録音すればいい?



それで一生その記憶が消えないなら、そうしたいよ。









でも、でもさ。







そのテープから、忘れたくない過去を話す俺の声は聞こえるけど、君の声は聞こえないよ。



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