絶えぬ想い、君に


「あ、氷野くん。」


「おぉ、池内。」


「遅かったね、もう始まってるよ?」


「あー、乃亜家に送ってたから。」


「そっか。」



文化祭の打ち上げに、だいぶ遅れたけど一応来てみた。



店の中に入ろうと思ったけど、ちょうど外で池内に会った。



「池内は?何してんの?」


「ちょっとお母さんに電話してたの。」


「そっか。つーか寒くねぇの?外。」


「ね、寒い。」


「入ろうぜ。」




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