絶えぬ想い、君に
菜緒のお墓を後にして、乃亜の幼稚園に向かった。
ケータイで時間を確認すると、若干遅れ気味だった。
ヤバイヤバイ。
急ぎ気味で行くと、先に里佳が幼稚園に着いていて、俺のことを乃亜と一緒に待っていた。
「悪い悪い、ちょっと遅れた。」
「にぃに、おそいよー。」
「ごめんな。里佳、ありがとう。」
「ううん。」
3人で俺んちに帰った。
里佳が今日幼稚園に来たのは、この後出かけるから。
乃亜も里佳に会いたいって言ってたし。
里佳も会いたいって言ってたからさ。
待ち合わせが幼稚園みたいな。
高校の時と比べて、乃亜も里佳に会える回数、減ったからね。
「行こうか、乃亜ちゃん。」
「うんっ!!」
「ほら乃亜、先生にさよならして。」
「せんせぇ、さよーならー!!」