のんびりッ子にて脱力を。

『…これじゃなんの看病も出来んのですが。』


「こうやってれば治るから。」



そう言って後ろから抱き締めてくるのはあたしの彼氏様。



『間違ってもあたしに風邪薬効果はありませんよ?』


「馬鹿だな。
病は気からっていうだろ。」



なら最初から風邪なんてひくなよッて思うのはあたしだけでしょうか…。



「希美。
どこにも行かないで。」



…あぁもう!!

なんだこの可愛い生物は!!!



風邪はひいてほしくないけど、たまには寂しがりッ子な彼氏様もいいなー

なんて思うのんびりッ子なのでした。



END.




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