株式会社H.C.
しばし考えて

「つまるとこ僕らの仕事ってのは依頼人の要求に答えさえすりゃいいんでしょ?二百三高地を攻めさえすれば占領できるのが解ってるなら…その児玉って人の作戦を乃木さんに教えてやりゃいいんでしょ?」

簡単な事やん

僕は、そう単純に考えたけど…

「過去の人と円滑にコミュニケーションとるって…君が考えてるほど単純じゃないよ…だって俺らが何で味方するのか彼らには信じがたいからね…それに歴史を変えるってのも相当度胸が要る」

暗い…暗すぎるぞムショ帰りさん
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